いなり寿司


「日本に帰ったらこれも食べたい、あれも食べたい」といろいろと期待に胸躍らせるのは、きっと1年以上日本に帰ってない海外在住者に共通だと思う。

食べたいものは人それぞれだと思うけれど、わたしが日本に帰って最初に買い食いしたのは「いなり寿司」だった。ブラジルでも作ろうと思えばできるけれど、「甘辛」の味がダメなブラ男だから、作ってもわたししか食べないし、アメリカで作った時にブラ男の友人達にご馳走したが、奴らは、寿司飯は苦手だといって稲荷の皮、つまり揚げだけを剥ぎ取って食べるという粗相をしてくれたので、決してブラジル人にお裾分けする気にはならない。

そういう訳で、日本に帰った次の日のお昼ご飯に通りがかりの「茶月」に入っていなり寿司と巻き物を買って食べた。その味は、わたしの想像通りの甘辛いジューシー揚げの中に甘酸っぱい寿司飯がなんとも絶妙のバランスで包まれていて、口いっぱいの幸せとはこのことかと大満足なのであった。

 

 

ちなみに、その他に絶対買い食いしたいと思っていたものは「コージーコーナーのシュークリーム」。これは、値段も味も以前と変わらず百円という、かなりのコストパフォーマンスの一品だと絶賛できる。たった百円の癖にバニラビーンも入っている贅沢さだ。

 

他には、「神戸屋のクロワッサン」。これは、なんだか「コダワリ素材」と銘打ってたった1個で2百円以上という驚きの価格となっており、買うかどうか迷ったけれど、次回のないわたしだから、思い切って買ってみたが、残念ながら以前の方が美味しかったと断言できる。パン好きのわたしは、東京暮らしではパン中心の生活をしていたが、この7年間にデパ地下のパンが恐ろしく値上げしているのにびっくりしてしまった。確かに美味しいけれど、果たして日本に住んでたら買うだろうかと疑問の価格だった。逆にスーパーなどで袋入りで売っているパンは、小売価格は変わってない上に、スーパーの値引き合戦が白熱していて逆に安くなっていたし、味の方も以前よりずっとよくなっていたのに感動した。

問題は、もともと大食いでない上にいろんな人がいろいろとご馳走してくれるという嬉しい状況で、なかなかこういった買い食いができなかったということだった。

あ〜〜〜、もうちょっとパンが食べたかった〜〜〜!

by あっこちゃん 2007年8月

 

 

 

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