サプライズ!


今回、日本に帰るにあたって、絶対ひと目ご挨拶にと思っていた人がいた。滋賀県の美容室MAXIMの店長だった。

わたしが以前、ここブラジルでサロンをやっていた時に、大変お世話になった。始まりは、ブラジルでは当時、まだそんなにメジャーになってなかった「縮毛矯正」をサロンのメニューに取り入れるために、ネットでいろいろと調べていた時に必然的にたどり着いたサイトが、その店長のサイトだったのだ。現在も「縮毛矯正 デジタルパーマ」で検索すると必ず検索上位に現れているが、当時はダントツトップだった。

ところが、このサイト、なんか挑発的な展開で当初は見ないように心掛けていたのだが、どう検索してもこのHPが出てくるから意を決して読み込むことにした。すると、第一印象とは違って、この店長の不思議な魅力が伝わってきて、意を決して掲示板に書き込むと丁寧に対応してくれ、当時のわたしの生活があまりに貧しいのを気に掛けて、大量の救援物資まで送ってくれたというお方。

とはいえ、最初っから「お伺いします」なんてメールしたら、絶対気を遣うに違いないと確信していたから、一切連絡はせずに、東京のサロン関係者にも秘密厳守をお願いして、当日は、名古屋の友人の家を朝早く出て、オープン時間に合わせて普通の通りがかりの客として訪問することとした。以下、店長のミクシー日記より(笑)

-----------------------------------------------------------------------

「ブラジルからカットしに来るな!アホかい」

くそー

今、来たお客さん「あっこ」だった..



おい!東京の美容師ども知ってたんだろ!
あっこがブラジルから俺様の店に来ること!!

あっこの写真はオークションで服売ってるとこしか見たこと
なかったし

原宿で切ってやれ アホ!!
ブラジルから何んで滋賀県まで来て カットするんじゃ、
おまえら 切ってやってくえよ..



旦那は写真でよく見たから
すぐわかったろうけど

お会計頂いてから..「あっこです」とか言いやがった..

もう、遅い..左右長さちがう
あっこが日本にいるうちに おまえら直してやってくれ..

カット一番苦手だって..言ってるだろ..
遊びに来るのはいいけど カッットするなよ..20センチは切った..

っていうか..あっこ 最近交流ないから マイミク解除してた(爆

しらないひとに↓あっこっはブラジルで美容院してて
「ブラジルで潰れそうな美容院経営してます、」って
俺様のHPに書き込みしてきてから もう5年ほどの付き合いだな、

俺様がネットで 矯正を教えてやったんだ(とおもってる..)


このクルクルブラジル女性を..


ネットでストレートのやりかたを教えてだけで
ココまでまっすぐにしてしまった..


師匠を超えた 女だ。

【以下、コメントから抜粋】

しまった 切りすぎた..
なんか「にゃにゃ」してるから変な人で
あんまり切らないひとだとプロファイりんぐしたから
1年半ぶんぐらい切ってやろうとおもった

サイドは段いれてない..
髪のおしゃれには感心のないひとだとプロファイリングし
て、昔のバブルの頃のロングみたいにした..(爆

しまったなー
あれ ブラジルでは短いぞ
アジアンだったら 最初の超ロングのほうが素敵だった

ほんま ごめん あっこ 許せ、

------------------------------------------------

お客様のプロファイリングには自信ある
でも今回 本当にわからなかった
いや、わかってたら3センチぐらいしか絶対切ってない

9時の開店とともに入ってきた
ココにやられた

変ににゃにゃしてるから 知ってる人かなともおもったが
まさか こんな田舎の9時にカット来る人が
そんな遠くからきてる人だとはおもわなかった

旦那の実家がこの辺で 帰省してたまたま誰かに聞いて
来てくださった 街に住んでる この当たりの人じゃない
へらへらしてる 少し頭の弱いおくさん。
そんなプロファイリングをした
つまり「再来店」を見込めないお客様だ

「最後はいつごろ切られましたか?」って聞いたら
「忘れるぐらい前〜です〜」みたいな
「1年はたってますか?」
「忘れました〜 」

後ろは腰上(変な人との境目ぐらいのながさ)
後ろはほとんんどレイヤーなし(パッツん状態)
サイドはわりに段が入ってた(自分で切ったと容易に推測)
前髪は超薄め(ほとんど髪を縛って暮らしてると推測)
カラーなし、ストレートなしの状態(髪に感心なしと推測)

このプロファイリングなら
誰も相手が美容師だとおもわんだろ?

-----------------------------------------------

いや、このプロファイリングの場合

ブローも全部してから
「あと10センチ切ってください」って言われるお客様のパターンだ
理容でもいるだろ、絶対2回切らないといけないお客様

ところがだ、
後ろと 左側を切った時点で。「おかしい」とおもった

彼女は座った瞬間 間髪おかずに「女性セブン」をとった
髪は時代遅れだけど服装や靴はちゃんとしてる
ココはファッション誌をとる パターンだ
女性雑誌は時間がかかる方の方がとられる

そして 左側を切り始めた時
「女性セブン」を読んでいないことに気がついた

普通の人が見る記事を飛ばして
どうでもいい広告とかみてる

「なんか やばいぞ、切りすぎか??」とおもった
が彼女は顔を上げて鏡をみない
(切りすぎのときは雑誌を見るの辞めて鏡を見るはずだ..)

おかしい、
とりあえず、右側だけ 長めにしとこう

そんな プロファイリングがいた..

-----------------------------------------------------------------------

【わたしのコメント】

それにしても、お会計の時までじっと耐えるのは、かな〜〜〜〜〜〜り辛かったです。

シャンプーの時に、女の子が「今日は過ごしやすいですよね」っていわれた時に「この辺りはいつも、涼しいんじゃないんですか?」っていいそうになって、下手なことをいうと遠方から来たってバレルと思って「そうですよね〜」とかってスルーしました。

ますたーもシツコク、シツコク「前回切ったのはいつだ?」って聞くからあせりましたよ〜〜〜

とはいえ、ますたーの接客は【超】ソフトタッチ。髪を触る手つきもソフト、全てにおいてソフトでした。ブラジルだったら、確実におかまちゃんちっくな手つき???(爆)

そうかと思うと、わたしが真剣に読んでた「女性セブン」をもぎとるし〜〜〜(羽賀健二(←字あってる?)の記事を読んでた)

そして、そして、「ブラジルのあっこです」って白状したときのあの顔を、是非みんなに見せたかった(爆爆爆)

それにしても、まるで抜き打ち試験のように押しかけてすみませんでした。

そうそう、スカパーでNHKの大河ドラマを見ているわたしとしては、「功名が辻」の舞台となったTVで見た風景を見ることができてローカル線も楽しめました。今度は観光でいきたいです♪まぁ、20年後くらいですかね〜〜〜

-----------------------------------------------------------------------

九州出身のわたしとしては、「滋賀県」って、特別何かない限り行かない地域。というのも、交通の便が悪い。でも、お店に行くまでの車窓はなかなかのどかな山里風。途中下車しても楽しめそうな雰囲気だった。まだ琵琶湖を見たことがないわたしとしては、また行ってみたい土地の一つになったのだった。

by あっこちゃん 2007年8月

 

 

 

HOME