ブラジル生活あれこれ  スーパー大好き!


いろんな国を訪れると、その国の人達の生活が気になります。ホテルでの〜んびり過ごすのもいいけれど、やっぱり、普通の人達の暮らしも知りたい!そこで、行くのがスーパーマーケット!! 今や、世界各国にスーパーマーケットがあります。日用雑貨や、食料品、果ては洋服や植物まで、普通の暮らしに必要な全てが揃う便利なお店。 ブラジルのスーパーマーケットのお話です。

まず、ブラジルでは、「ハイパーマーケット」と言われる巨大スーパーがメインです。普通は、ワンフロアーの巨大な敷地に家電製品から洋服、靴、食料品、お酒、簡単な家具から植木まで殆ど何でも揃うデパートのような物。ただし、お値段は「安い」と言うことになっています。 大きなカートを押して、入り口付近の家電売り場から食器やおもちゃ、自転車などを売っている所、洋服と靴売り場、食料品と回ってくると、「あっ、買い忘れた!」と思っても戻るのが面倒になるくらい広い。 店員さんもローラースケートを履いているくらいだから、その広さの想像がつきますよね。

ここで、ブラジルのスーパーで気をつけなければいけないこと。 まず、カート選び、これは車がきちんと回るかどうか、取る時によく確認すること。沢山買って、カートが重くなってから、車が動き辛くなったりすると、押すのが大変だから、よく注意するように! そして、品物選びに入るのだが、

その1、 容器のふたを確かめる。これは、洗剤などの場合、ふたがしっかり閉まってなくて液漏れすることがあるから。

その2、 商品に値段用バーコードが着いているのを確認する。必ず、値段も確認して覚えておいた方がいい。

その3、 買い物の途中で、金額を調べる機械を見つけたら、バーコードをかざして、値段があっているか確認する。特に、バーゲン品は気をつけるように。

その4、 並ぶレジをよく見て選ぶ。とにかく、レジで時間がかかる。もうこれは、運の問題だと思うしかない。その1〜3をしておかない客も多いから、自分だけでなく前の人が引っかかると、延々と待つことになるから。そしてレジでは、公共料金の支払いなども受け付けるから、荷物が少ないからと言って安心はできない。一々、手でコードを打ち込むから、時間がかかる。

その5、 レジでは、金額表示に気をつけること。この時に「その3」で言った金額を確認しておくと間違いが少ないが、していないと(また、してないときに限って、不祥事が起こる)、1リアルくらいのオレンジが、9リアルくらいに跳ね上がったりする。間違うと、取り消しに人を呼ばなければならない所も多いので、時間がかかる。

以上の点に気をつけても、いざ支払いとなるとまだまだ関門は多い。カード払いか小切手か現金かによって、更に運・不運に分かれる。

まず、小切手。これは、余程信用のある小切手でないと、スーパーは受け付けない。「不渡り」が多いためである。(小切手には、★がついていて、★の数が多いほど信用度が高い。ちなみに4〜5は間違いなくOK。)ID(身分証明書)の提示を要求され、手書きで番号を控えるので、またまた、時間を要する。

次、クレジットカード。日本の皆さんは、経験がないと思うが、クレジットカードも信用で買うわけだから、限度額以上に使うのは支払いができなくなる恐れがある。ブラジルでは、貧富の差が大きいから、インターナショナルで使えるカードを持っている人は、まだまだ少ない。インターナショナルで使えないカードがあるなんて、知らなかったでしょう?日本は、裕福だと言うことなんですよ。

さて、ナショナルカード(ブラジル国内のみで通用するカード)の中には、月額の使用限度が少ないものもあるので、こういうカードを使って支払おうとした場合、限度額を買い物金額が超えてしまうと、カードが通らない。他の店でも買っている場合は、限度額がいくら残っているかわからないこともあるから、カードを機械に通して初めて使えるかどうかがわかるのである。通らなかった場合は、他のカードを出して試したりするのだが、その場合、前のカードをキャンセルしたり、金額を変えたり、色々な手間暇がかかるのである、当然だけど。それでも、この頃は電話回線を使ったカードの機械が一般化したけれど、1993年にブラジルに来た頃は、クレジットカードは、店に送られて来るブラックリストにカード番号があるかないかを、店の人がチェックしてから、カーボン紙の入ったカード計算書にガチャンと通して使っていたのだから、はずれのカードに当たった店は、大変だったでしょうね。

最後は、現金。これはお金さえ持っていれば、OKなんだけど、逆におつりがないことがある。例えば、13.57リアルくらいの買い物に50リアル札で払うと、レジにお札がなかったり、小銭がなかったりする。ボタンを押して、おつりを持ってきてもらうのだが、これに時間がかかる。ローラースケートを履いていても、レジに対して、おつり係は少ないからすぐには来ない。両替するおつりも10リアル分くらいを小額紙幣と硬貨を取り混ぜて持ってくるから、2〜3人でおつりが足りなくなることも。 更に硬貨の中でも特に0.01リアル(1センターボ)玉は、確実にない。要するに1センターボ玉は、流通していないのと同じなのである。政府も面倒で作らないのか、それともゴイアニアが田舎で、ここまで回ってこないのか、とにかく数が少ないので、滅多にお目にかかれない。

しかし、そうなるとおつりはどうなるのか?法律では、おつりが足りないときは、店が負担することになっているらしいが、ある意味とても鷹揚なブラジル人は、1〜3センターボは気にならないらしい。店とお客のどちらが損をかぶるかの境界線は、3センターボが普通。2センターボまでは、我慢するわけである。 セコイ私は、なるべく5センターボや10センターボを貯めておいて、支払いのときに少なめに出す。財布の中をかき混ぜていると、たいていの場合「もういいよ。」ってことになるのだ。

やっと支払いから開放されても関門はまだある。袋詰めである。日本と違ってレジ台のあいているスペースで袋詰めをするから、次のお客にすぐかかれない。そして、このビニール袋が、また難問なのである。世界的な動きでは、石油資源の枯渇を心配して、ビニール袋を使わないようにしているが、ブラジルでは、違う! ビニール袋は、いくらでもくれる。が、質が悪い。 エコロジーを考えて、袋に沢山詰めると必ず、袋が破れる。持ち手の部分が破けることが一番多いが、入れる商品によっては、袋自体が裂ける。気をつけて、適量を入れたつもりでも持ち上げたら底が抜けることも多いので、ビン物には2重にする。

ようやく、買い物が終了。1つか2つの物を買うのにもものすごく時間がかかる。買い物している時間より、並んでいる時間の方が長いこともしばしば。大変ですよ、本当に。

でも、駐車場も広いし、もちろんタダ!止め放題!!そして、レジで並んでいるときに「あっ、これいらない。」とか思うと、レジの脇のかごにポイってすればいいし、お金を払う前ならレジを通った物でも「これいらない。」って取り消しにしても、誰も怒らない。 皆、おおらかなんです。

ただ、よくレジで待っている間に買ったものを食べたり、飲んだりしている人を見かけるが、あれだけ待つんじゃ、無理ないと思うようになった。 あ〜、疲れた。。。

by チロブラジル 2006年7月

 

 

 

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