ケンエ〜?


ブラジルに来て日本人がムカツクことのひとつにブラジル人からかかってくる電話がある。

日本人の常識では「自分から名乗ってから話したい相手をお願いする」となっているが、ここブラジルでは、電話に出るといきなり

「Quen e? ケンエ〜(あんた誰?)」

と聞いてくる。かけてきて「あんた誰?」はないと思うが、一応、噂によると、昔は電話の混線が多くて、自分のかけた相手と違う相手にかかってしまうという事態が多発していたという歴史から、日本で使われる「モシモシ」みたいな感じで「ケンエ〜」が使われているようである。

さて、つい先日のこと、用事があって日系のTというトラベルエージェントに電話をした。ここは、回線が1本しかないのか、担当者直通はないらしく、必ず受付とおぼしき女性が電話を回すのだが、何度かけても一発で話したい相手につながったことがない。

そして、今回は、なんと、担当者に至るまで5人ものどうでもいい相手にたらい回し。何度も「Cさんお願いします」を繰り返して、いい加減、最後の方は

「ケンエ?!(あんた誰さ?!)」

といいたくもなった。

日系の会社だけに下手に日本語がしゃべれるから、日本ではありえない対応にイライラが募る。終いには、「本当に日本語わかってるのだろうか?」といぶかしくもなってくる。まぁ、異国で自国語を使ってサービスを受けられるというのはありがたいが、反面、自国と同じレベルのサービスを期待してしまい、生粋のブラジル人相手には期待しないようなことを期待してイライラを募らせてしまうから、どっちがいいのか分からないとしみじみと感じてしまった。

by  あっこちゃん 2008年4月

 

 

 

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