ブラジル生活あれこれ  リサイクル1


テレビを見ていると、ブラジルでもリサイクルの公共広告が流れることがあります。でも、どうやって出せばいいのかがわからないのです。私の語学力にも問題があると思いますが、リサイクルしている場面は出てきますが、どこに出せばいいのやら????

缶については、ゴイアニアの公立病院で受け付けていることを知りました。でも、わざわざ行くのがちょっと大変。ガソリン代やら駐車場代やらで出費もかさむのに、出した缶がどうなるのかがわかりません。病院の費用に当てられているらしいのですが。。。。。

近くに出来たスーパーの駐車場にリサイクル用BOXを見つけたのは、つい先週のことです。ここは近いしよく行くところなので、買い物のついでに出すことが出来てとっても便利!


 スーパーのリサイクルBOX

さっそく利用することにしました。ちょっと大変なのは、あまり入れる人がいないので大きいBOXにビンを入れると音がすごい! ビンが割れてしまうのではないかというほどです。

リサイクルの意識がまだ少なく、普通、ゴミは全部一緒に出してしまいます。そこへ昔懐かしいクズ屋さんが来て、めぼしいものは拾っていくのが一般的なのです。 


クズ屋さんも一休み

家庭内でも、余った油などはそのまま排水溝に流してしまう人も多いのでは?もちろん「固めるテンプル」とか「吸わせるテンプル」なんて売っていないので、後始末をどうしようか初めは困ったものでした。でも、油は古くなったものを空き瓶などに溜めておくと、お手伝いさんが持って帰ってくれることになりました。そう!石鹸を作るというのです。 日本でも作っていらっしゃる方もいると思いますが、家庭で作るのはやはり大変だと思います。ブラジルでは、家計のためにまだまだ、こうしたことが一般的です。リサイクルは自然に行われているのです。

先進国というカテゴリーの中に入ると、どうしてもお金を稼ぐことの方が第一になって、必要なものは買って済ませるという風潮になりがちです。発展途上国では、お金を払うことはおろか、稼ぐこと自体が大変なのです。自然にお金を使わなくて済むことは、皆が協力するのですね。もちろん、発展途上国なりの重大な問題はあります。でも、リサイクルの一面だけを見ると、自然に無駄を排除して、使えるものはとことん使う、そして公害のすくないものを−−必要に迫られてかもしれないけれど−−使うという素晴らしいシステムが残っています。

今、ブラジルは発展途上国を抜け出そうとしています。どうか、急激な発展を遂げずに人々が簡単に不要なものを捨てたりしない豊かな一面を残して欲しいと思っています。

by チロブラジル 2006年9月

 

 

 

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