国際結婚 成功の秘訣 男性編


私は、長いことブラジル人女性と結婚していた。3年ほど前に別れたから、実は国際結婚について偉そうに語るべき資格はないのかもしれない。が、別れたからこそ解ることも意外と多くあるものである。と言うのは、別れたブラジル人の妻に散々「ああでもない、こうでもない」と非難されてきたから、「ああ、こういうことは駄目なのだな」と感覚的に解るようになった。と言うより、解るようになってしまった。

これは国際結婚をしてない人にはなかなか解る事ではなく、また、国際結婚進行中では、個人的感情のほうが先に立ち、なかなか第三者的冷静な判断が出来なく、気付いていない事も多くあるからであろう。しかるに、姿勢を正して極意を拝聴するに値するのでは?とかってわがままに思っている次第である。

ここでは、一般にありふれた、お互いの文化を尊重する。我を通さないでお互いにある一線を超える前に引く
などと言うような素人臭い事を言うつもりはない。それを超越した境地に立たなくては、異人との生活は出来ない。

まず、たかが国際結婚、1度や2度の失敗を恐れてはいけない。そんなつまらない常識の枠にとらわれるようでは、先は長くない。「人生死ぬまで快楽」「結婚のチャンスなんて死ぬまで何度も有るわい」位の楽な気持ちで挑むのがこの道の王道である。

国際結婚に関わらず、一番大事なのは心の余裕を持つことである。

国際結婚のキーワードは「心のリラックス」である。

何事も慌てるべからず。他人の目など気にしていれば成る事も成らず。わが王道を行くべし。

まず、日本人なら歯が浮くような甘いセリフを、厚顔無恥にもさらりと言ってのける心の余裕が必要である。さらに、満員の人だかりの中、大きなプレゼントを抱え、愛する人へ「愛しているよ」という、なんの工夫もないありふれて平凡すぎるような、シンプルワードでプレゼント出来る厚かましさ。これが必要である。

単純でありふれた言葉。女はこの言葉を待っているのである。ありふれた言葉であるにも関わらず、この言葉を聞くことは、女にとってそうある事ではないのだ。

男の面子とか、そんなどうでもいいような事にこだわる様ではいけない。ここで、心の余裕が問われる。貴方が意識しているほど、他人は貴方のことを意識していないものだ。ハッキリ言って、貴方のことなど誰も見ていないと公言しても良い。見ているのはその近くにいる娘さんだ。「なんていい男なのかしら」と目をパチクリしながら尊敬のまなざしで見ているのだ。

さあ、コツが解りましたかな?さらに、「おしゃべり上手」「人との付き合い上手」はこの道の上級者に成る為に必須のスキルでもある。

ところで貴方は、イタリアンマフィア映画を見たことがあるだろうか?

「ファミリー」である。

「ファミリーの絆」は、友人よりも強い。

ここブラジルでも同じ、ラテンの血を引くファミリーマフィアなのだ。家族の家に招待されれば、ファミリーのドンを中心に、皆テーブルにつき楽しく愉快に食事しなければならない。「これは食べられません」などと言うようなつまらない発言は厳禁である。また、つまらない会話を笑顔で耐えられる心の余裕が必要である。これは友達付き合いでも同様。相手のくだらない会話に順応出来る心の余裕が必要だ。これで、あなたもファミリーの一員として受け入れられる。一度ファミリーに組み込まれると、これは鉄の結束となり貴方が結婚生活で不利な立場にたっても、ファミリーが貴方を支えてくれる。

また、更に上級者を目指すなら遊び好きでなくてはいけない。どんなにお金がなくとも、借金があっても、それらを忘れ、家族で海岸に泳ぎに行ったり、ピクニックに勤しまなければならない。これをするには、相当心の余裕がなければならない。

妻に平気で「浮気していない、まだやっていない」などと冷静に言い訳できるぐらいの心の余裕があれば、国際結婚の達人である。

国際結婚においてリラックスに勝るものはない。簡単ですね。

難しいのは別れる際の引き際である。

これには相当の忍耐力と、それ相応のテクニックがいる。

by ヒカルドン 2006年7月

 

 

 

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