ブラジルの保険


ブラジルには国民健康保険などというものは存在しない。その代り、公立の病院での治療費は「タダ」だ。なんと素晴らしいシステムだろうと思うかもしれないが、この公立の病院で診察してもらうためには「並ばないといけない」。

熱が40度あっても、血がダラダラ流れていようとも、順番を待つ。
これがブラジルでの病院の流儀である。

わたしは行ったことはないが、ブラ男は捻挫して「骨にひびが入ったかも」とかいって早朝から並んでレントゲンを撮ってもらったと自慢してたことがあった。ちなみに、薬に関しては処方箋が出るから、その辺の薬屋で購入しなければならない。

ちなみに、公立病院は治療に応じて国に費用を請求するから、大手術をすればするほどお金が稼げる。そういうこともあって、別に手術する必要のない部分を手術したり、切る必要のない足を切断したりと、いろいろな噂がたっているし、実際当事者から聞いたこともある。

で、並ぶのが嫌な人はお金を払って民間の保険に入ることになる。まぁ、お金持ちになると保険にも入らずに、かかった治療費をまんま現金で払うわけだが。。。

基本的に国民のための健康保険はないけれど、公務員として働いている人向けには、日本の国民健康保険に近い保険が用意されていて、公務員の種類によって、その保険の範囲は優遇され、通常はきかない歯医者や整形外科までカバーする。そして、ファミリアの国ブラジルのすごいところは、芋づる式にファミリアが加入できることだろう。

ブラジルに来て6年、特別持病もなく、まぁ、それなりに健康体なわたしだけれど、やっぱり年に一度くらいは健康診断をしたいなぁと思っていた矢先に、ブラ男の姉の旦那の保険に加入しないかという、この上もないよい話が♪

ブラ男の姉の旦那は、国家公務員でなかなかよいお給料をもらってるから、その保険も多分公務員の中でも最上のものだということだった。確か義姉は、ほくろかなんかもその保険で取ったと聞いたことがある。

それにしても、義姉の旦那の保険にブラ男はおろか、その嫁のわたしまで入れるとは、いったい何頭身までなんて決まりはないのだろうかと不思議でならない。

民間の保険だと、一番安い条件でも、月額R$100くらい払わないといけないのに、この保険は月額R$50と格安で条件もサイコーにいい。ブラジルに来て初めて国のシステムに感謝するわたしだった。。。
 

by あっこちゃん 2008年6月

 

 

 

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