国際結婚のすすめ?


サルは、国際結婚現在進行形&1歳半の混血娘育児奮闘中のブラジル人女性と生活する大和男児。

かみさんの両親はポルトガル系で、父方がパウリスタ(サンパウロ州出身)で母方がミネイラ(ミナス・ジェライス州)。彼女の生誕の地はバイーア州なのでバイアーナになるが、その地には6ヶ月しかおらず、その後4歳まではメトロポリタン・サンパウロのど真ん中のアパート生活を幼少期過ごしている。その後、母方の故郷であるミナス州のど田舎に移り8歳まで泥まみれの生活を体験し、9歳からマット・グロッソ州クイアバでの町の生活が始まり現在にいたる。このような引越し歴の多い彼女の場合、一番滞在期間が長い地域のマットグロッセンセ(マット・グロッソ州出身)、クイアバーナと呼ぶのがふさわしい気がする。

参考の為に出身州ごとの呼び名リストを作ってみた。会話などでこれらの単語を知っていると結構得する。

【南部3州】

リオ・グランジ・ド・スール(Rio grande do sul)・・・ガウーショ(シャ)

サンタ・カタリーナ(Santa Catarina)・・・カタリネンセ 俗語「バヒーガ・ヴェルジ」

パラナ(Paraná)・・・パラナエンセ 俗語「ペー・ヴェルメーリョ」



【南東部4州】

サンパウロ(São Paulo)・・・パウリスタ

リオ・デ・ジャネイロ(Rio de Janeiro)・・・フルミネンセ(注カリオッカはリオの町のみ)

ミナス・ジェライス(Minas Gerais)・・・ミネイロ(ラ)

エスピリット・サントス(Espírito Santo)・・・カピシャーバ



【中西部3州】

ゴイアス(Goiás)・・・ゴイアーノ(ナ)

マット・グロッソ(Mato Grosso)・・・マットグロッセンセ

マット・グロッソ・ド・スール(Mato Grosso do Sul)・・・スウ・マットグロッセンセ



【北東部9州】

バイーア(Bahia)・・・バイアーノ(ナ)

セルジッペ(Sergipe)・・・セルジッパーノ(ナ)

アラゴーアス(Alagoas)・・・アラゴアーノ(ナ)

ペルナンブーコ(Pernambuco)・・・ペルナンブカーノ(ナ)

パライーバ(Paraíba)・・・パライバーノ(ナ)

リオ・グランジ・ド・ノルチ(Rio grande do Norte)・・・ポチグアール

セアラー(Ceará)・・・セアレンセ

ピアウイー(Piauí)・・・ピアウイエンセ

マラニャオン(Maranhão)・・・マラニェンセ



【北部7州】

アマゾーナス(Amazonas)・・・アマゾネンセ

パラー(Pará)・・・パラエンセ

トカンチンス(Tocantins)・・・トカンチネンセ

ロライマ(Roraima)・・・ロライメンセ

ロンドーニア(Rondônia)・・・ロンドネンセ

アマパー(Amapá)・・・アマパエンセ

アックレ(Acre)・・・アクレアーノ(ナ)



【連邦区】

ブラジーリア(Brasília)・・・ブラジリエンセ 俗語「カンダンゴ」

国際結婚離婚率の統計では、日本人女性と外国人男性の離婚率は低く、その逆は離婚率が高い!私やヒカルドンのケースである。その原因は何か・・・・・。

サルはその手の専門家ではないので、学術的かつ心理学気的なまともな意見は言えないが、実体験に基づいて自分なり分析すると、外国人女性(特にブラジル人)と上手く関係を保つ秘訣は・・・・・。

日本人男性がもっとも苦手とする行為「会 話」にあると思う。

日本文化にある「あ、うんの呼吸」というものは他国には存在しない。先進国と称される欧米諸国では、それに似たような気遣い的な所作はあるが、ここラテンの国はほぼないような気がする。自分の思いは必ず口に出して表現しないといけない。

特に日本の夫婦間では会話は少ないように思える。旦那が仕事から帰り、寝るまでに発する言葉は、10語にも満たないのではないだろうか・・・・。

@夫「ただいま」

妻「お帰りなさい」

妻「ご飯召し上がります?それともお風呂にしましょうか??」


A夫「めし」

夫、服をその辺に脱ぎ捨てる。無言。

妻がそそくさと片付ける。無言。

夫、おもむろにお膳の前にパンツ一丁であぐらをかく。無言。

夕刊を眺め始める。そして一言。

B夫「ビール」

妻、素早くビールを持ってくる。無言。

台所からトントントンとリズム感のある包丁を叩く音が響き、味噌汁のいい香りが漂ってくる。

妻「おまたせしました」

夫、無言で夕刊を見ながら箸を動かす。

妻「今日のお仕事はいかがでした??」

C夫「あ〜〜まあまあだ」

妻も無言で夕飯を食べる。会話はない。

D夫「風呂にするか」

妻「今お湯加減見てきます」と素早く席から外れる。

夫、湯に浸かりながら演歌を口ずさむ・・・・。

E夫「あ〜あ〜疲れた。寝るわ」

そのまま、布団へ直行!

妻台所へ戻り方付けを終えてやっと一息つく。

そしてため息「はあ〜〜」

このようにして日本では会話の少ないセックレス夫婦が完成されていく。

旦那は絶対にお願いはしない。妻が旦那の気持ちを察して行動する。現代社会で上記のような夫婦は皆無かと思われるが、果たしてどうなのだろうか??ま、とにかく夫婦間というか、日本人同士での会話が少ないように思う。

電車の中での携帯電話での伝言メール送信とか、チャットとか面と向かって話す機会が減っているのが原因ではないだろうか??

いずれにしても、上記のようなことをしたらブラジルではかみさんに殴られるか、出て行かれる。何かを頼む時には必ず「Por favor」で、してもらったら「Obrigado」とお礼を言う。当たり前の事のようだが、夫婦間では忘れられがちな日常行為である。

サルはかみさんと付き合い始めた時に約束事をした。

「疑問があったら必ず、その場で話あおう」

異文化同士の人間が良好な関係を保つには、感じたことを口に出して、その事柄について議論してある程度の納得をえないといけない。直せることは直す。曲げられないものは無理ときちんと線引きをしていくべきである。言葉で言うのは簡単だが、母国語以外の言葉で堂々と自己主張するのは相当のエネルギーを必要とする。この疲労を得たく無いが為に、会話をしなくなる。疑問があっても目をつぶってしまう。その僅かな疑問うっぷんが溜まりに溜まって爆発する。その時は、理性も失いまともな会話ができなくなり、ただの口論と化す。

こうして離婚の道をまっしぐら・・・・・・。

当たり前のようなことがなかなか出来ないのが夫婦生活。夫婦円満、良好な男女関係を保つことは、かなり難しい。もともとアカの他人である。お互い自己主張をすれば衝突するのは当然。どちらかが妥協しないとらちがあかない。

国際結婚の場合、その夫婦が住む国にもよるが母国語を話す方が当然妥協してあげる割合はふえるべきだと思うが、日本という国は、類似文化がほとんど無い果てしなく特殊な国だから、その国に住むわれら日本人は外に出ると、異常なカルチャーショックを受ける。故に男女関わらず日本人が他国の人と結婚する場合は、必然的に「私達」が妥協しないといけない割合が増えるとサルは思うのである。あくまでもケースバイケースであるが・・・・・。

「妥協できるゆとり」(=「忍耐力」会話をする、異文化を受け入れる)が無い人は、始めから国際結婚は考えない方が良い。これらの「ゆとり」があるかないかは何年か付き合っている間にわかるはずだ。

だからサルは情熱的な短期の付き合いの電撃国際結婚はお勧めしない。交際期間中にお互いよくアナリゼーションして、客観的な立場から男女関係を見る目を養ってもらいたい。

なんだかえらそうなことを言っているが、当の本人はかみさんとは口論の毎日である。当然ポルトガル語で・・・・・。疲れるが仕方が無い。なんだかとりとめもない文章になってしまったが、言いたいことは伝わったかな??

―――――会話の量が男女関係を左右する――――――

by サル 2006年8月

 

 

 

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