定食屋の厨房


厨房が異常に好きな私は、レストランのやBARの厨房を覗き見るのが大好きだ。

厨房と言うのは、レストランの裏の顔で、最近のレストランは、わざとその裏の顔をお客に見えるようにガラス張りにして、見せる所もあるが、私は、店の奥に隠れている厨房がすきだ。

厨房内は、レストランの戦場であり、その戦場である厨房にレストランの全ての歴史も、ポリシーも凝縮されている。そういうものを覗きする見ることで、その店の雰囲気、活気、美味しさを容易に想像でき、いい厨房に出会ったときに、

「ああ、この店にして良かったな」

と思え、わくわくしながらその店のメニューを楽しむことも出来る。

ブラジルの昔ながらの定食屋さんの厨房には、シンプルだけど力強い厨房が多く、そんな厨房を覗き見しながらまわる昼食のレストラン探しも楽しい。

ブラジルは、ここ10年バイキング形式風の食べ物の量り売りの店が幅を利かせ、昔ながらの定食屋は絶滅の危機に瀕している。

この店の味を守る、厨房を見つけたら、その店で食べる事をお勧めする。キログラム辺りなんぼの店では、味わえない独特の雰囲気に出会えること間違いなし。

食品は、重さを量って食べる物ではないのだ。

by ヒカルドン 2006年9月

 

 

 

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