家庭のシュラスコ


シュラスカリアで食べるシュラスコと同じか、もしかしたらそれ以上においしいのがブラジル人の家に呼ばれて食べるシュラスコだ。

シュラスコの作り方、肉のカットのしかたや焼き方の基本は、ほぼどの家でも同じだが、味はファミリーによって違う。それぞれその家のスタイルがあり味にも特徴がある。


生のピカーニャ。ブラジルでは肉は塊で買うのも普通だ

家庭のシュラスコの美味しさは、素材となる肉のおいしい、おいしくないもあるのだろうが、焼き加減や味付けがによるところが大きい。

この写真では電熱を使って焼いているが、普通はたっぷりと炭を使って焼く。肉は大体1.5CMから2CMくらいの幅でカットして、焼く前に岩塩をさっと振り掛ける。肉が硬いときは事前にパパイアの汁をふって柔らかくしておくやり方もあるらしい。

真っ赤になっている炭の上の金網に乗せて、両面焼く。あまりひっくり返さないでサっと焼くのがコツ。量が多いときは長い金串にさして焼くが、そのまま金網にのせてもかまわない。

簡単なようでやってみるとそうでもない。まず炭に火をつけるところから慣れがいる。新聞を丸めて油をしませて炭に着火させるのが一般的。炭を大袋で買ってくると着火用固形燃料がついているのでそれを使うと簡単。

肉は筋に対して直角にカットし、表面は焼けていても中はジューシーなのがおいしい。焼きすぎると硬くなっておいしくない。パーティーの時は、焼けたら小さくカットしお皿に載せて皆に配って歩く。手でつまんで食べている人も多い。ご飯やサラダと一緒に食べてもいい。

塩ニギリを出してくれる家があって、肉と塩ニギリは最高にあうと知った。

私が好きなのは、ピカーニャ(テンダーロイン)とマミーニャ(サーロインに近い)、コントラフィレ(これもサーロインに近い)の三箇所。

シュラスコは何度食べても全然飽きない。
シンプルでじつにおいしい料理だ。
すき焼きより、しゃぶしゃぶよりずっと好きだ。

問題はたった一つ、家庭では肉の仕込みからカット、火をおこすのから焼くのから肉をくばるのまですべて男の仕事であること!女はただ食べるだけー。


簡易シュハスケイラ

by フェリックス 2006年8月

 

 

 

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