サッカー編   王者ブラジルな国民性?!


ワールドカップ真っ最中のブラジル。開催日の直前にリオに行ってきた。タクシーの運ちゃんやバーで飲んでいた隣のおじさんとワールドカップの話をしてみた。

歴史上最強といわれるセレソンをどう見るかだが、皆一様に

「試合だからね〜やって見なければわからないよ」

「セレソンはもちろん強いんだけどね、とにかく点取られり、相手が予想外に強かったりしないと、なかなか本気を出さないからな〜」

などと予想外に弱気というか謙虚な答えばかり。ヤバくならないと本気にならないという見方は、ノーテンキなブラジル人自身の特徴をよく読んでいておもしろい。

面白かったコメントは

「とにかく今のセレソンはペレの時代とちがって皆大金持ちだからなぁ〜どこまで突っ込むスピリットをもっているかな〜」

というものだ。彼は「セレソンみんなで今つぶれそうなブラジル航空を買収したらいいのに」などと彼らが金持ちであることこを皮肉っていた。

もちろんブラジルの試合の日は、全国が休日みたいになるし、勝つとそこらじゅうで花火があがる。でも国中が大騒ぎになるのは優勝したときだけで、期間中は意外と静かだ。オンナの子に聞いてみると

「う〜ん サッカーは嫌いじゃないけど、でもこれはオトコが好きなスポーツだからねぇ〜」

とか

「ブラジルの男って サッカー、ビール、そして女のコの三点セットがホント好きなのよねぇ〜」

とのやや突き放した答えが帰ってきた。

ただ街を歩いていたり、ちょとサッカーの話をしていると皆日本を応援してくれているのがよくわかる。日本代表をブラジルの英雄ジーコが率いていることも大きいが、それだけが理由ではないような気がする。ブラジルには日系人が多く日本人がこの国では好かれていることと、前回のワールドカップの日本大会でブラジルが優勝したことも日本びいきの理由ではないかと思う。リ

オの街でバスを待っていたら、家具をトラックに積み込んでいる中年の男性から声をかけられた。

「ワールドカップがいよいよ始まるね、日本も勝つといいね」

と、とても明るい笑顔で言ってくれた。私は

「いやブラジルには勝てないけれどもねー」

と返事をしたのだけれど

「いや、試合はやってみなければわからないよ」

と言ってくれた。

でもこれは明らかに王者の余裕だった・・・。

by フェリックス 2006年6月

 

 

 

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