年中夏服♪


わたしは、福岡の出身だ。

大学生になって東京に出たのだけれど、年末年始に帰省すると必ず思うことがあった。

「しまった!早く春ものに衣替えをしなければ!」

年明けの福岡市内に出掛けると、ダークな冬色の女性の中にもさっそく明るい色合いの洋服に身を包んだ人を多く見掛ける。これは、「九州が暖かいからだろう」って思う人もいるかもしれないけれど、そんなことはない。建物の立ちこんだ東京都内の方が、地方都市の福岡よりも断然冬は暖かいと思う。

話を戻して、福岡の町を闊歩する女性をはじめ、わたしの友人達もお洒落な子が多いから、年明けから華やかな雰囲気に包まれ、お正月休み明けに福岡で買い込んだ春物の洋服を携えて東京入りすると【ここまで違うか?!】と思わせるくらい、街は灰色にどんよりと埋め尽くされて、春色気分のわたしだけが、春の到来を間違えて咲いてしまった早咲きの一枝のさくら状態に妙に目立つのであった。。。

なんでこういうことを書いているのかというと、わたしは子供の頃から冬が来るのが恐怖だった。というのも、小さい頃から体が大きくて肩幅も広く手が長いわたしにとって、長袖は確実に七部袖状態になっていたからだ。今の子供服は、サイズもデザインも多種多様で、多分、わたしみたいな体格の子供が着てもチンチクリンにならない洋服もあるとは思うけれど、当時のわたしにはそんなオプションは無く、チンチクリンに見えないようになるべく腕を縮こませてみたりと無意味な努力を重ねるのが常だった。

だから、中学高校、会社の制服もどうも袖が短めでしっくりこなかった。

そして、何よりも「冬色」が全然似合わないわたしは、ダークな服を着ると気分も晴れず、どうして年中春色の洋服を売ってないのか不服でならなかった。

さて、ひょんなことから思いもかけずアメリカに留学してわたしが感動したのは、

「長袖の腕が長い〜〜〜♪」

ということと

「いつでも春色が売ってる〜〜〜♪」

ということだった。

移民の国アメリカでは、肌の色、髪の色、目の色をベースに洋服の色を選ぶ人が多い。

「え〜〜〜〜、こんなダサい色、いったい誰が買うの??????」

と思うような変な色も、着る人によってはすっごくお洒落になる。この辺が日本の単一民族社会と全く違う。だから、わたしの大好きな「ペールトーン」の洋服も秋冬かかわらず売っていて、幸せこの上ないと感じたものだ。

そして、今住むブラジルのゴイアニアでは、冬と思えるような寒い日は、年に1ヶ月もないから、はっきりいって、長袖を探す方が困難だったりする。

「寒い日は出掛けずに毛布に包まって早く寝る」

というのが常識になっていたりもする(笑)

そして、わたしは、年がら年中、大好きな夏服で過ごせるわけだ。それだけでももしかしてとってもハッピーなのかも。。。と再確認する今日この頃です☆


スーパーモデルのアレッサンドラもブラジルに帰ると気が緩んで
美味しいブラ飯いっぱい食べてお腹がでちゃうんだなぁ(笑)

by あっこちゃん 2007年2月

 

 

 

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